自分自身に対してある決断を下したときに、
その決断に対して、好感を持って承認する人と、
その決断に対して、嫌悪感を持って拒絶する人に分かれると思う。
決断が正しいかどうかを決めるのは、誰が色んなことを言ったとしても、
最後は自分で真偽を定めないとならないもの。
それが自分の人生に責任を負うということ。
最近、完全に腑に落ちたというわけではないけど、拒絶する人がどうでもよくなってきた。
僕のことが嫌いな人に対しては、徹底的に嫌いになっていただくしかないのかなと思う。
そういうアンチテーゼに対しに対応することは、雑音を聞いて不愉快になるようなものだ。
新宿やローカル線の駅前で、不愉快な音楽をかき鳴らして歌を叫んでいるたちの前で、
不必要に立ち止まって不愉快だなあと思いながら音楽を聴くのと、変わらない行動だと思う。
どんなことに対しても、あまりにも拒絶されることに対しての恐怖感が強すぎたのだと思う。
そういう人に対して無用の気遣いによって接する必要など、どこにもないのかなと思う。
放置しておけばいいもの奴隷になっていた気がする。
嫌悪感を持って拒絶する人を承認させること、説得しても承認せずに、
自説を否定し続ける人に対して、僕はあまりにも気にしすぎていたのかと思う。
そういう人たちを説得して、自説が正しいことを説明し、承認してもらうということに、
あまりにも時間をかけすぎていたのかなと思う。
不必要に、あまのじゃくに生きてきたのかもしれない。
「無理だ。」「間違いだ」と言われると、「あなたに否定されたくない!!」と怒り狂い、
「やってみたらできたけど。まあ、君にはできないだろうけどね」みたいに、
怒りを燃料にジェットエンジンをフルスロットルにしてワープするみたいな暮らし。
出来ないと言われことを実際にこなすと、正直、気持ちいい。
彼らのアンチテーゼが論理的に間違った主張であることを示して、逃げ場を失わせ、
相手が言葉に窮した瞬間、その瞬間はすごく陶酔的快感を味わうけど、
陶酔的快感というのは、一過性のものなので、どんどん同じ類の快感を求めるようになる。
「論理的・現象論的に正しい」ことを証明することというのは、ドラック的な快感がある。
(=「まともな意見」を提出して、完全に勝利すること。)
zero/oneで問題を考えると、相手がzeroになることを証明するというのは、
ドラッグ的な気持ちよさがある。この種の快感は個人差のはげしさはあるものの、
ヒトであれば、だれしもが生得的に持っているものかと思う。
これが「正論の危険性」なのかと思う。
「まともな意見」というのは、言われてしまうと、相手の手元に何も残らないので、
無関係なものを関係性のあるように持ってきて、対抗する以外に方法がなくなってしまう。
今まで、どうしても、物事をゼロイチで考えるということに執着しすぎていたのかと思う。
「グレーゾーンは絶対に認めず、白か黒、どちらの色に必ず落とす。」
そうすることに対して酷い強迫的になっていたのかなと思う。
ゼロイチベース思考って、白黒テレビのような思考だと思う。
カラーテレビにすれば、青にもできれば、ピンクにもできる。
そういう思考法の方が思考の幅が広がるだろうけど、白と黒で輪郭を描けないと、
色が変な混ざりあいを起こす。
ゼロイチで考えるというのは基本中の基本で、
ゼロイチでガイドライン的な格子を確定させて、それから色をつけていくべきだと思う。
カラーテレビから色をはずして、白黒になったときの輪郭がしっかり描けるか?
目に映るカラーイメージのグレースケールがどれくらい想像できるか?
そのグレースケールがどれだけ明確に見えれば見えるほど、論理性が強いということかと。
PCのアクセサリのペイント機能を思い浮かべると分かりやすいのだけど、
黒で線を決めた後に、色をぬろうとするとき、線に隙間があると、
輪郭をしっかりと認識しないため、想像だにしないところまで、真っ青になったりする。
白黒の戦いができて、初めて色のついた争いができるようになって、
それからはじめて、色をつけて議論ができるようになるものだと思う。
いきなり色をつけて、色だけで見るのは、滑稽極まりない。
だからといって、ちゃんと白いキャンバスに向かってビビッドな線を引けない人に対して、
ちゃんと線を描けというのは、結構、酷なことを要求することになるのかもしれない。
そういう不明確な絵の前で立ち止まる暇があるなら、
もっとビビッドで面白い絵画の前で感動することに快感を覚えたほうがいいのかもしれない。
美術館へ行った時に、「おお!」と思えない絵の前で、
無理やり感動する必要がないのと同じように。
グレーゾーンでの戦いのバランスにあまりにも踏襲しすぎることのないように、
気を付けないとならないと思う。嫌いな絵は誰にだってあるのだから。
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白黒的思考とカラー的思考。 へのコメント一覧
なんかね、もともとディベータの人の考え方ってことで(笑)。
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