
タテ社会の人間関係―単一社会の理論 (講談社現代新書 105)
約40年ほど前に出版された本だけど、
今のコンテクストで読んでも面白い本。
日本の年功序列・終身雇用を前提とした社会での、
人間関係について社会人類学の観点から論じている本。
日本のタテ社会を他国の社会制度と比較しながら、
タテ社会のメリット・デメリットについて論じている。
タテ社会というとネガティブなイメージが付きまとうが、
案外メリットもあることが実感できる本。
本書の中で印象深かったのは、
日本は極めてアカデミズムが発展しにくい社会だということ。
論理より感情を優先させることが、タテ社会の顕著な特徴ゆえに、
学会などでも論理的に相手の議論に反駁できないという危惧。
今の日本のアカデミズムでもこの危惧というのは根強く残っている。
とても残念なことだけど。
☆ブログランキング:クリックお願いします!!☆


『タテ社会の人間関係―単一社会の理論』 (中根千枝著/講談社現代新書 105) へのコメント一覧
最新の記事のところを見ていたら、20年以上も前に読んだ感銘の深い本の名が出ていたので、惹きつけられ見に来ました。
帯紙にも書かれていますが、この本は私も「日本論の不朽の名著」だと思います。
ここのブログ、私の現時点での趣味とは似ているところと、少し異なるところがありますが、全体的に自己啓発的な本が多く、面白そうですね。
自分の狭い視野を広げるためにも、また時々見に来ようと思います。
よろしく!
大分古い本なのですが、日本の社会人類学の中では古典的な存在として、
有名な本なので、読んで、レビューをしてみました。
「日本論の不朽の名著」だと思います。
ただ、このままの日本でいいのかどうかは別問題なのですが。
元さんのブログにも訪れたいと思います。
ありがとうございました!!
コメントする(このブログのコメントをRSSフィードで購読することができます)